11月号より
「小学校最後のバザーなのに中止なんですか?」6年生の子が本当に残念そうに話してくれました。この度は、多方面にわたってご迷惑、ご心配をおかけしております。子どもたちにとって大変楽しみにしていたPTAのバザーです。PTAの方々にはこれまでの準備もさることながら、これから食券の返金など更にご苦労をおかけいたします。 文化学習発表会にむけ、どの学年も練習を重ね、皆さんの前で発表できることを楽しみにしていました。子どもたちのいきいきとした発表をご覧いただけないことは本当に残念でなりません。『また、次の機会を』と考えていますが、これからもインフルエンザの動向はなかなか予想できず、実施のお約束ができないのが現状です。ご理解のほどよろしくお願いいたします。 これまで学校医、教育委員会の指示を受けて、2−3、3−2、4−3が学級閉鎖を行いました。更に1−2、4−3も今日から9日まで学級閉鎖となりました。保護者の皆様には、これまでもお知らせしていますように、登校前の健康観察をしっかりとしていただき、体調が悪いときは検温し、熱がある場合はできるだけ早めに受診してください。そして、お子様の健康状態について学校にご連絡いただきますようお願いいたします。 6年生は、平和学習で「宇根利枝さんの献水」について学んでいます。宇根さんは今年91歳になられます。観音とはご縁があり、戦後、近くの幼稚園にお勤めだったこともあるとか。小さな明るいおばあちゃんです。被爆直後、苦しむ人々へ水をあげることができなかったことを悔やみ、亡くなった方々の冥福を祈るためにも、自分の足で各地の名水を集め、原爆慰霊碑に献水をする。このことをたった一人で、64年間続けてこられたそうです。この小さな体のどこにそのエネルギーがあるのでしょう。子どもたちは圧倒されていました。強く心に残るものがあったのでしょう。自分たちにできることは何か。このことを語り継ぐために、「平和公園を訪れる修学旅行生に宇根さんの献水について知ってほしい」と、説明する準備を進めています。6日には学校公開の参観に来られた地域の方にお願いして、説明の練習をさせていただきました。どなたも「とてもりっぱにできています。」とほめてくださいました。当日に向けて大きな自信となったことと思います。 芸術の秋、これまで、福祉祭りでは、和太鼓、観音公民館祭りでは、作品展示、5年生のソーラン・合唱など発表してきました。これからも、福島文化祭(14・15日)では、6年生の作品展示、和太鼓の発表、中学校区で行うフレンドリーコンサート(23日)では、合唱が発表します。お時間がとれるようでしたら、子どもたちの姿をご覧いただければと思います。 今年度の6年生の全国学力調査の結果を受け、学校として成果と課題、取組など整理いたしましたので、お知らせいたします。(右・裏面参照) 徐々に成果が上がっている面もあります。これには、家庭学習や生活リズムなど家庭のご協力をいただいたことも大きいと考えています。今後も課題解決のために連携を図りながら、進めてまいります。ますますのご協力をよろしくお願いいたします。 |