3月号より


 三寒四温の言葉通り、暖かいかと思えば、寒い日を繰り返しながら、本格的な春を迎えるのでしょう。

 小川先生が卒業式のために、丹精込めて育てて下さっているパンジーや桜草が日に日に大きくなり、美しい花が咲き始めました。
 もう春はそこまでやってきています。

 2月13日には、公民館との共催でPTA研修会が行われました。
 学校でも規範性についてご指導いただいている広島大学大学院 准教授 鈴木由美子先生に「ほめること・しかること」についてお話を伺いました。演習もあり、あっという間の有意義な2時間でした。
 
 演習を紹介します。皆さんだったら、どう声かけしますか。結構難しかったです。

 あきら君(小学校3年)が家に帰って「今日、小学校でたかしくんにいじわるされた」とお母さんにいいました。
たかしくんはよく家に来るお友達ですが、いつもあきらくんの大切なゲームを勝手に使って遊んでいます。
お母さんは心配になり、あきらくんとたかしくんにどのようにアドバイスしたらいいかなと考えました。

   あきらくん役  たかしくん役   あきらくんのお母さん役

※子ども役の人は「うん」「ちがう」「わかった」「わからん」の4つの言葉しかいってはいけません。
※親役の人は、子ども役の人が二人ともわかったと納得するまでいろいろな声かけやアドバイスをしてください。


 学校は引き続き、規範性をはぐくむプログラムに取り組んでいく予定です。

 2月26日には6年生を送る会を行いました。
 全校の6年生への感謝と新しい出発をお祝いする気持ちが、体育館中に響く歌声となってあふれていました。

 3月3日には1年生が6年生のためにありがとうの会を行い、これまでのお礼の気持ちを伝えていました。
 こうした異年令の交流は、温かい心の交流を生み出します。
 6年生にとって19日の卒業式に向けての何よりのプレゼントだったことでしょう。

 今年度、新たに始まった通学服についての取り組みも、現在、基準服等の着用率がかなり高くなりました。
これも保護者の皆様のご協力のお陰と感謝申し上げます。
 
 いよいよ22年度からはひろしま型カリキュラムの本格実施となります。
 来年度も子どもを中心に学校と家庭が協力し、より豊かな子どもの育ちに努めてまいります。
 保護者の皆様の、ますますのご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。

 最後になりましたが、3月1日から図書館担当の学校アシスタントとして、森岡寿美先生にお越しいただきました。お知らせしておきます。