2月号より

 新しい年を迎え、保護者の皆様にはますますご健勝のこととお喜び申し上げます。
今年も職員一同、力を合わせ、よりよい教育に努めてまいります。本年もよろしくお願いいたします。
 早いもので二月ももう後半となりました。立春は過ぎましたが、まだまだ、寒い日が続いています。
この寒さのなか、6年生は卒業に向けて、毎朝、交代で、正門側の通学路で、ボランティア清掃をしてくれています。
嬉しくもあり頼もしくも感じています。
 6年生は卒業という節目を迎えますが、他の学年もそれぞれ1年のまとめの時期となりました。
参観ではどの学年も心も体も成長した姿をみていただくことができているのではないかと思います。
「この頃背が伸びたね。」「この間参観日頑張って発表していて感動したよ。」「あんなことができるなんて驚いたよ。」
当たり前のことが当たり前にできるようになったことを、そして、頑張っている姿、努力をしっかり言葉にして、伝えてください。
日々の生活に追われ、なかなか言葉にすることがないかもしれません。お家の人に認めてもらえることが、子どものやる気の源です。
子どもたちはきっと今よりもっともっと頑張ろうと思うはずです。
 26日には6年生を送る会を10時40分から行います。保護者の方もご覧いただけます。

 今年、1年間の話題はなんといっても「観音たんぼ」です。
小さな田んぼですが、3.7キロのお米が収穫できました。5年生はお世話になった地域の方を招いて「おむすび集会」開きました。
お手伝いをしてくださった方々や自然の恵みへの感謝の会となりました。観音ブランドの新米の味は最高だったようです。

 また、環境委員会は、地域の方とともに、12月から、「観音の森」の木の名札づくりに取り組んでいました。
1月に取り付けましたが、地域の方も子どもたちのセンスに驚かれていました。素敵な名札が取り付けられています。
ぜひ、20日のお掃除大作戦の時にご覧下さい。子どもたちの力作揃いです。

 今世界中が、注目しているのは、冬季オリンピック バンクーバー大会です。
日本選手の活躍を期待して、テレビに釘付けという方も多いのではないでしょうか。
自分の練習の成果をしっかりと出して戦ってほしいと誰もが応援されていることと思います。
勝つために自分自身が課してきた想像を絶する苦しい練習。その鍛え抜かれた体と技術と精神力。
しかし、オリンピックの頂点に立てる人はたった一人だけ。努力しても必ずトップに立てるとは限らない。
しかし、努力しなければ、決してつかむことができないもの。
だからこそ、私たちはその選手のこれまでの努力も含めて、感動するのでしょう。
 また一方で、国の代表としてあの服装はどうなのかと、スノーボード、ハーフパイプの選手の服装の乱れの問題も大きく取り上げられました。こうした報道を通して家族で語り合うことも、人として生きることを学ぶことになるのだろうと思います。

 学校では今年度の反省をもとに、来年度の方向性を探り、具体的な取り組みについて計画を立てています。
皆さんのアンケートも参考にしながら、観音小学校として何をどうしていくのか、しっかりと検討し、よりよい学校づくりを目指していきたいと考えています。